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2026-10-29
「スコアアップ」
「初心者向け」
「ゴルフ上達法」

第121回|100切りを安定させるなら、まず得意な距離を作ろう!

― 苦手を直すだけでは、スコアは安定しない。―

第7章|100切りを安定させる実戦力編
― たまたまの99から、いつもの90台へ。―

100を切れたのに、次のラウンドは105?

ゴルフを続けていると、こんな経験はありませんか?

「ついに99で回れた!」

ところが、次のラウンドでは105。その次は102。

一度100を切れたのに、なかなか90台が続かない。

そんなとき、多くのゴルファーは、ミスの原因を探し始めます。

「今日はドライバーでOBが多かった」
「アイアンを何回もダフってしまった」
「アプローチでトップしてしまった」

もちろん、ミスを振り返ることは大切です。

でも、苦手なショットを直すことだけが、100切りを安定させる方法なのでしょうか?

第7章では、少し違った視点から考えていきます。

それは、自分の得意なプレーを一つずつ増やすこと。

今回は、その第一歩となる「得意な距離」の作り方を紹介します。

苦手を直す練習だけでは、時間がかかることもある

例えば、あるラウンドでドライバーのOBが3回出たとします。

次の練習では、OBを減らそうとドライバーを中心に打ち込む。

これは決して間違いではありません。

ただ、ドライバーの方向性を安定させるには、スイングの改善や反復練習が必要で、すぐに結果が出るとは限りません。

その間にも、ラウンドではアプローチやパッティングで余計な打数を重ねてしまうかもしれません。

そこで考えてほしいのが、苦手の克服と並行して、得意なプレーを作ることです。

例えば、

  • 50ヤードなら、自信を持ってグリーンを狙える。
  • 30ヤードなら、大きなダフリやトップをせずに打てる。
  • グリーン周りなら、パターで安定した距離感を出せる。

こうした技術が一つあるだけでも、ラウンド中の安心感は変わります。

大切なのは、すべてのショットを上手にすることではありません。

「この距離なら、自分は打てる」と思える武器を持つこと。

それが、安定した90台への第一歩になります。

まずは80ヤード以内から、得意な距離を一つ選ぼう

では、どの距離を練習すればいいのでしょうか?

おすすめは、80ヤード以内から、自分が比較的打ちやすい距離を一つ選ぶことです。

例えば、30ヤード、50ヤード、60ヤード、80ヤード。

最初から80ヤードを完璧に打とうとする必要はありません。

まずは、今の自分が成功しやすい距離を見つけましょう。

30ヤードが得意なら、30ヤードから。

50ヤードが打ちやすいなら、50ヤードから。

一つの距離を安定して打てるようになったら、少しずつ別の距離にも広げていきます。

ここで目指したいのは、ピンにぴったり寄せることではありません。

まずは、狙った距離を大きく外さず、グリーンに乗せられる確率を高めること。

100切りを安定させる段階では、難しいピンを狙う技術よりも、グリーンに確実に近づける技術が大きな助けになります。

得意な距離を作る、3つの練習ステップ

① 同じ距離を10球続けて打ってみよう

まずは、自分が選んだ距離にターゲットを設定します。

例えば50ヤード。

使用するクラブを1本決め、同じ距離を10球続けて打ってみましょう。

このとき、確認したいのは次の3点です。

  • ボールを大きくダフったり、トップしたりしていないか。
  • キャリーがどのくらいそろっているか。
  • 左右に大きく曲がっていないか。

大切なのは、ベストショットの飛距離ではなく、10球全体のばらつきです。

1球だけピンそばに寄っても、残り9球が大きく散らばっていたら、まだ得意な距離とはいえません。

反対に、ピンにぴったり寄らなくても、10球の多くがグリーンに乗る範囲に収まっていれば、実戦で使える技術に近づいています。

② 振り幅とテンポをそろえよう

距離を安定させるには、毎回のスイングをできるだけそろえることが大切です。

例えば、50ヤードを打つと決めたら、まず自分に合う振り幅を探します。

その振り幅を基準に、同じテンポで繰り返し打ってみましょう。

注意したいのは、距離が合わないたびにスイングを大きく変えないこと。

ある球は強く振り、次の球は急に緩める。

これでは、なかなか距離感が安定しません。

同じクラブ、同じ振り幅、同じテンポで、どのくらい飛ぶのか。

自分の基準を作ることが、得意な距離につながります。

なお、振り幅だけで距離が決まるわけではありません。インパクトの当たり方やスイングスピードも影響するため、実際のキャリーを確認しながら調整しましょう。

③ 最後は1球勝負で確認しよう

同じ距離を10球続けて打つ練習に慣れてきたら、少し方法を変えてみましょう。

例えば、

50ヤードを1球。
次に80ヤードを1球。
そして、もう一度50ヤードを1球。

このように距離を変えてから、得意な距離へ戻ってみます。

同じ距離を続けて打っていると、少しずつ感覚が合ってきます。

でも、実際のコースでは、同じショットを何球も続けて打つことはできません。

だからこそ、久しぶりにその距離を打っても、いつものショットができるかを確認することが大切です。

これができるようになると、練習場での得意な距離が、コースでも使える武器に変わっていきます。

得意な距離があると、ゴルフに余裕が生まれる

例えば、50ヤードが得意になったとしましょう。

残り50ヤードの場面で、自信を持ってショットに入れるようになります。

もちろん、毎回グリーンに乗るとは限りません。

それでも、「どう打てばいいか分からない」という不安が減り、自分の基準でプレーできるようになります。

さらに、得意な距離が増えていけば、グリーン周りでの大きなミスを減らせる可能性も高まります。

ドライバーが少し曲がった日でも、アイアンの調子が悪い日でも、頼れるショットが一つある。

調子の良い日だけでなく、調子の悪い日にも使える技術。

それこそが、スコアを安定させるための「強み」です。

次の練習では、これを試してみよう!

今回は、難しい練習をたくさんする必要はありません。

まずは、自分が得意にしたい距離を一つ決めてください。

【得意距離づくり・10球チャレンジ】

  1. 80ヤード以内から、練習する距離を一つ選ぶ。
  2. 同じクラブで10球打つ。
  3. 大きなミスの回数と、狙った範囲に収まった球数を記録する。
  4. 振り幅とテンポを確認して、もう一度10球打つ。
  5. 次回の練習でも、同じ距離で結果を比べる。

グリーンを想定する場合は、練習場のターゲットの大きさを確認し、自分で成功範囲を決めておきましょう。

例えば、最初は10球中5球だったものが、6球、7球と増えていけば、練習の成果が数字で分かります。

一度の好結果だけで判断せず、別の日にも同じように打てるかを確かめることが大切です。

X-GOLF倶楽部で、得意な距離を見つけよう!

「自分の50ヤードは、どのくらい安定しているんだろう?」

「30ヤードのつもりなのに、毎回距離が違う……」

そんな方は、まず自分のショットを数字で確認してみましょう。

X-GOLF倶楽部では、シミュレーターを活用した練習やレッスンを通じて、ショットの距離や方向性を確認しながら練習できます。

キャリーのばらつきやミスの傾向を知ることで、自分に合った練習課題も見つけやすくなります。

100切りを目指す方も、一度100を切ったけれど90台が安定しない方も。

まずは、自信を持って打てる距離を一つ作ることから始めてみませんか?

お近くのX-GOLF倶楽部で、ぜひ取り組んでみてください!

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まとめ|苦手を数えるより、武器を増やそう。

100を切れたのに、次は105。

そんなとき、ミスしたショットばかりを振り返っていませんか?

苦手を直すことは大切です。

でも、苦手なショットをすべて克服しなければ、90台で回れないわけではありません。

まずは30ヤードでも、50ヤードでもいい。

「この距離なら、自信を持って打てる」

そう思えるショットを一つ作りましょう。

その小さな強みを増やしていくことが、たまたまの99を、いつもの90台に変えていく力になります。

苦手を数えるより、武器を増やそう。

次回、第122回は「30ヤードのアプローチ、自信を持って打てる?」。

得意な距離を、さらに実戦で使える武器にしていきましょう!

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