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2026-11-04
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第123回|グリーン周りのパター、距離感を磨こう!

第7章|100切りを安定させる実戦力編

― ウェッジの3メートルは成功で、パターの3メートルは失敗? ―

グリーン周りで、なぜかパターを持てない。

グリーンまであと少し。

ボールはカラーの外側、芝の短い花道にあります。

パターでも十分に転がせそうな状況なのに、なぜか手に取るのはウェッジ。

「パターだと、寄せられなかったときに悔しいから」

そんな気持ちになったことはありませんか?

実は、グリーン周りのアプローチには、技術だけでなく、ゴルファー特有の心理が隠れています。

100切りを安定させるために大切なのは、難しいショットを成功させることだけではありません。

簡単な方法で、大きなミスを減らせること。

今回は、グリーン周りのパターを頼れる武器にするための考え方と、距離感の磨き方をご紹介します。

① 同じ3メートルなのに、成功と失敗が変わる?

例えば、グリーン周りからアプローチを打って、カップまで3メートル残ったとします。

ウェッジで打った場合。

「まあ、3メートルなら悪くないかな」

ところが、パターで打った場合。

「ああ、全然寄らなかった……」

不思議ですよね。

どちらも、カップまで残り3メートル。

次に打つパットの距離は同じなのに、使ったクラブによって結果の受け止め方が変わってしまいます。

ウェッジは難しいショットだから、ある程度寄れば成功。

パターは簡単なはずだから、もっと寄せられなければ失敗。

そんな無意識の期待が、パターを選ぶことへの抵抗につながっているのかもしれません。

でも、考えてみてください。

スコアカードに、使ったクラブの名前は書かれません。

大切なのは、ウェッジで格好よく寄せたかどうかではなく、最終的に何打でカップインできたか。

まずは、この考え方を身につけましょう。

② グリーン周りでは、パターが最もやさしい選択になることも。

パターで無理なく転がせる状況なら、ウェッジよりも大きなミスを減らしやすい場合があります。

その理由は、インパクトの難しさにあります。

ウェッジの場合、ボールの手前にヘッドが入ればダフリ、上側を打てばトップになり、グリーンに乗せるだけでも技術が必要です。

一方、パターは普段から慣れているストロークでボールを転がせます。

ボールを浮かせる必要がなく、ダフリやトップによる大きなミスも起こりにくいのです。

特に100切りを目指すゴルファーにとって、グリーン周りでの1打のミスは大きな痛手。

パターなら必ず寄る、というわけではありません。

それでも、大きな失敗を避けられる確率を高めることが、スコアの安定につながります。

③ 冬芝や逆目こそ、パターを選択肢に。

冬のゴルフでは、グリーン周りの芝が薄くなり、ボールが地面に近い位置にあることが増えます。

特に高麗芝や野芝などが休眠するコースでは、夏場と比べてウェッジのアプローチが難しく感じられることがあります。

また、芝が逆目になっている場合も注意が必要です。

ウェッジで素振りをしたとき、ヘッドが芝に引っかかり、スムーズに抜けない。

そんな状況で無理にウェッジを使えば、ダフリやトップにつながる可能性があります。

そこで考えたいのが、パターです。

パターはソールが芝の上を滑りやすく、短い芝であれば、普段のストロークに近い感覚で打つことができます。

ただし、逆目の芝はボールの転がりにも抵抗を与えます。

長いラフや大きな段差がある場合など、パターではかえって難しくなる状況もあります。

「芝が短く、ボールを無理なく転がせるか」

まずは、この条件を確認することが大切です。

④ カラーからのパター、距離感はどう合わせる?

グリーン周りからパターを使うとき、難しいのが距離感です。

例えば、カップまで10メートル。

そのうち、最初の2メートルがカラーで、残り8メートルがグリーンだったとします。

カラーはグリーン面より芝が長いことが多く、ボールが転がるときの抵抗も大きくなります。

そのため、グリーン上で10メートルを打つ感覚では、カップまで届かないことがあります。

ここで大切なのが、カラーの抵抗を考えて、打つ距離をイメージすること。

例えば、実際の距離は10メートルでも、芝の抵抗が大きければ、グリーン上で11メートルや12メートルを打つような振り幅を試してみる。

もちろん、これは決まった計算式ではありません。

芝の長さ、逆目や順目、湿り具合によって抵抗は変わります。

だからこそ、練習で自分なりの距離感を覚えることが重要なのです。

そして、もう一つ。

打ち方は基本的に変えず、振り幅で距離を調整しましょう。

芝の抵抗が強いからといって、インパクトで急に強く打つと、かえって距離がばらつきやすくなります。

いつものテンポでストロークし、必要な距離に合わせて振り幅を調整する。

これが、カラーからのパターを安定させる基本です。

⑤ 実践練習|カラー越え・3球チャレンジ

グリーン周りからのパターを得意にするために、おすすめしたい練習があります。

まずは、比較的平らなグリーンを使い、同じカップを目標に3球打ってみましょう。

【1球目】グリーン上から8メートル

普段のパッティングで、8メートルの距離感を確認します。

【2球目】カラー2メートル+グリーン8メートル

カップまで合計10メートルの位置から打ちます。

カラーを通ることで、どのくらい転がりが変わるかを確認しましょう。

【3球目】同じ10メートルから、もう一度

2球目の結果を踏まえて振り幅を調整し、カップに近づけられるか挑戦します。

この練習の目的は、3球すべてをカップに寄せることだけではありません。

芝の抵抗を感じ、その違いを次の1球で修正できるようになること。

慣れてきたら、カラーを通る距離を変えたり、順目や逆目の場所でも試したりしてみましょう。

少しずつ、グリーン周りからのパターが自信を持って使える武器になっていきます。

⑥ パターで3メートル残っても、失敗とは限らない。

最後に、もう一度考えてみましょう。

グリーン周りからパターを使って、3メートル残った。

「パターなのに寄せられなかった」

そう思う必要はありません。

ウェッジを使ってダフリやトップをしていれば、さらに打数を重ねていたかもしれません。

もちろん、毎回3メートル残るのであれば、距離感を磨く余地はあります。

それでも、1回の結果だけでパターという選択肢を諦める必要はないのです。

成功の基準は、使ったクラブではなく、結果と再現性。

100切りを安定させるためには、難しいアプローチを増やすより、安心して使える選択肢を増やすことが大切です。

パターは、グリーン上だけで使うクラブではありません。

グリーン周りでも頼れる、立派なアプローチの武器なのです。


X-GOLF倶楽部で、転がす距離感を磨こう!

ゴルフのスコアを安定させるためには、ドライバーやアイアンだけでなく、グリーン周りの技術を磨くことも欠かせません。

X-GOLF倶楽部では、インドアゴルフでの反復練習やゴルフレッスンを通じて、スイングの再現性や距離感を身につける練習に取り組めます。

今回のカラー越えの練習は、実際の芝がある練習グリーンやコースで試すことが大切ですが、普段のパッティングのテンポやストロークを安定させる練習は、室内でも取り組めます。

自分の得意なショットを一つずつ増やし、100切りを「たまたま」から「いつもの結果」に変えていきましょう!

お近くのX-GOLF倶楽部で、ぜひ練習を続けてみてください。

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まとめ|パターは最後の手段ではなく、最初に考えたい選択肢。

グリーン周りでパターを使うことは、決して消極的な選択ではありません。

むしろ、大きなミスを減らし、スコアを安定させるための積極的な選択になることがあります。

ウェッジで3メートル残っても、パターで3メートル残っても、結果は同じ。

大切なのは、難しいショットを選ぶことではなく、自分が再現しやすい方法を選ぶこと。

そして、カラーからの距離感を練習で磨けば、パターはさらに頼れる武器になります。

「ウェッジの3メートルは成功で、パターの3メートルは失敗?」

そんな思い込みを手放して、次のラウンドではグリーン周りからのパターを積極的に試してみましょう!

次回・第124回は「得意なアイアンを1本作ろう!」

100切りを安定させるために、自信を持って振れるアイアンを1本育てる練習方法をご紹介します。

お楽しみに!⛳

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