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2026-10-14
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⛳️第111回「ナイスショットの次、なぜミスが出る?」

こんにちは!X-GOLF倶楽部です⛳️

前回の第110回では、風の日のクラブ選びや狙い方について考えました。

「風の日は、強く打つより、賢く打つ。」

今回は、少し違う角度から、スコアを左右する判断力を考えてみましょう。

例えば、パー4のティーショット。

ドライバーが今日一番のナイスショット!

フェアウェイの真ん中。

残りは110ヤード。

「よし!バーディーチャンスだ!」

ところが、次のショットをダフってショート。

あるいは、トップしてグリーン奥へ。

結局、ボギー……。

「あんなにいいティーショットだったのに!」

こんな経験、ありませんか?

実は、ナイスショットの後にミスが出るのは、単なる油断だけが原因ではありません。

大事に打とうとしすぎることも、ミスにつながる場合があるんです。

今回は、いいショットの後に起こる心理と動作の変化、そして、いつものプレーを続けるための考え方を紹介します。


■ ナイスショットの後ほど、ミスをしたくなくなる

ナイスショットが出た時、どんな気持ちになりますか?

「よし!今日は調子がいい!」

「このホールはパーを取りたい!」

「ここでバーディーなら、いいスコアになる!」

当然ですよね。

いいショットが出れば、期待が膨らみます。

でも、ここで少し注意したいことがあります。

それは、次の一打に対する気持ちが、いつもと変わってしまうこと。

普段なら何も考えずに打てる110ヤード。

ところが、ナイスショットの後だと、

「絶対にグリーンに乗せたい」

「せっかくのチャンスを無駄にしたくない」

と考えてしまう。

その結果、慎重になりすぎたり、逆に気持ちが先走ったりすることがあります。

大切なのは、いい結果を期待しないことではありません。

期待が大きくなっても、打つまでの準備を変えないこと。

ここが今回のポイントです。


■ ① 大事に打ちすぎて、手打ちになる

ナイスショットの後、こんな経験はありませんか?

「ここは絶対にミスできない」

そう思って、いつもより丁寧に打とうとする。

ところが、体の回転が小さくなり、手先だけでクラブを操作してしまう。

結果はダフリやトップ。

あるいは、フェースの向きが不安定になって、左右に曲がってしまう。

これは、ミスを怖がって体の動きが小さくなるケースです。

特に、残り100ヤード前後のショットでは、

「フルスイングしなくても届く」

という気持ちから、手だけで距離を合わせようとしてしまうことがあります。

でも、短い距離だからといって、手先だけで打つ必要はありません。

振り幅を小さくしても、体の回転とクラブの動きを合わせることが大切です。

丁寧に打つことと、体の動きを止めることは違う。

大事な一打ほど、この違いを意識したいですね。


■ ② 気持ちが先走って、リズムが速くなる

ナイスショットの後は、気分も高まります。

「よし、次もいい球を打とう!」

そんな気持ちで構えると、知らないうちにスイングのテンポが速くなることがあります。

特に注意したいのが、切り返し。

普段はゆったり振れているのに、トップから急いでクラブを下ろしてしまう。

すると、体と腕のタイミングがずれ、ミート率が落ちたり、方向が不安定になったりします。

本人は、いつも通り振っているつもり。

でも、実際には少し急いでいる。

これが厄介なところです。

対策は、無理にゆっくり振ることではありません。

自分のいつものテンポを守ること。

例えば、素振りを一回。

目標を確認。

構えたら、迷わず振る。

こうした普段の流れを変えないことが大切です。


■ ③ 結果を早く見たくて、トップする

「ピンに寄ったかな?」

「バーディーチャンスになるかな?」

そんな気持ちが強い時、インパクト前から目標方向を見ようとしてしまうことがあります。

顔や上体が早く起き上がると、前傾姿勢が変わり、クラブの最下点や打点がずれる場合があります。

その結果、ボールの上を叩いてトップ。

せっかくのチャンスが、一気にピンチに変わってしまいます。

もちろん、トップの原因がすべて「顔を上げたから」というわけではありません。

ただし、結果を急ぐ気持ちが、体の動きに影響することはあります。

ここで大切なのは、

「ボールを見続けよう」と無理に頭を固定することではありません。

普段の前傾姿勢と体の回転を保ち、インパクトまで自然に振り抜くこと。

結果を確認するのは、ボールを打った後で十分です。


■ ④ パー5のセカンド、グリーンが空くまで待つとミスする?

ここで、少し違う場面を考えてみましょう。

パー5のセカンドショット。

ティーショットがナイスショット!

残り210ヤード。

うまく打てば、2オンも狙える距離です。

ところが、前の組がまだグリーン上にいます。

打ちたいけれど、打てない。

しばらく待つことになりました。

最初は、

「よし、グリーンを狙おう!」

と思っていたのに、待っている間に、

「乗ったらイーグルチャンスだな」

「最低でもグリーン周りまで運びたい」

「ここでミスしたらもったいない」

と、いろいろ考え始めます。

そして、ようやくグリーンが空きました。

「よし、打てる!」

ところが、急いで構えてダフリ。

あるいは、力んで右へ大きく曲げてしまう。

こんな経験はありませんか?

長い待ち時間の後は、心理面だけでなく、体の動きにも変化が起こる場合があります。


■ 待っている間は考えすぎ、打つ時は急ぎすぎ

長く待った後のミスには、いくつかの要因が考えられます。

● 期待が膨らむ

待っている間に、成功した時の結果を何度も想像する。

その分、失敗したくない気持ちも強くなる。

● スイングを考えすぎる

何度も素振りをしているうちに、

「もっと肩を回そう」

「フェースを返さないようにしよう」

「少し力を抜こう」

と、考えることが増えてしまう。

● 打てる瞬間に急いでしまう

長く待っていたのに、グリーンが空いた瞬間、いつもの準備を省略してしまう。

これでは、普段のリズムを守るのが難しくなります。

つまり、

「待っている間は考えすぎ。打つ時は急ぎすぎ。」

この組み合わせが、ミスにつながることがあるんです。

もちろん、長く待てば必ずミスが増えるわけではありません。

大切なのは、待ち時間をどう過ごすかです。


■ 長く待つ時は、準備をいったん区切る

パー5のセカンドショットで、グリーンが空くまで待つ場合。

おすすめしたいのは、待ち時間とショットの準備時間を分けることです。

まず、待っている間に必要な情報を確認します。

残り距離は?

風は?

ライは?

グリーン周りの危険は?

そして、グリーンを狙うのか、安全な場所へ運ぶのかを決めます。

判断が終わったら、いったんショットから意識を離しましょう。

何度も素振りを繰り返す必要はありません。

軽く体を動かしたり、リラックスしたりして待ちます。

そして、前の組が安全な場所へ移動し、打てる状態になったら、

いつものルーティンを最初から行う。

目標を確認。

素振り。

アドレス。

そして、いつものテンポでスイング。

長く待ったからといって、急いで打つ必要はありません。

待つ時間が長くても、打つ時の準備はいつも通り。

これを心がけましょう。


■ ⑤ バーディーやパーの次のホールも要注意!

ここまでは、ナイスショットの直後について考えてきました。

でも、似たようなことは、次のホールでも起こります。

例えば、前のホールでバーディー!

気分は最高です。

「今日はいいスコアが出そう!」

そんな気持ちで次のティーイングエリアへ。

ところが、ドライバーを強く振りすぎてOB。

あるいは、前のホールで難しいパーパットを決めた直後。

「この流れを崩したくない」

と慎重になりすぎて、ティーショットを右へプッシュ。

これも、前の結果が次の一打に影響している可能性があります。

● バーディーの後は、攻めすぎに注意

気持ちが高まり、普段より強く振ったり、難しいコースを攻めたりしてしまうことがあります。

● パーの後は、守りすぎに注意

「いい流れを維持したい」という気持ちから、慎重になりすぎることがあります。

● 好スコアの途中は、先を考えすぎない

「あと何ホール、パーで回れば80台!」

「今日はベストスコアが出るかも!」

こうした計算が、目の前のティーショットを必要以上に難しく感じさせることがあります。

ただし、いい結果の後に自信がつき、さらに良いプレーにつながることもあります。

問題なのは、バーディーやパーを取ることではありません。

前のホールの結果によって、次のホールの判断やスイングが変わってしまうこと。

ここに注意したいですね。


■ いい流れを守るために、気持ちを切り替える

バーディーを取ったら、喜んでいいんです。

難しいホールでパーを取ったら、達成感を味わっていいんです。

でも、次のティーイングエリアに立ったら、いったん気持ちを切り替えましょう。

前のホールのスコアは、もう変わりません。

次のホールは、新しい一打から始まります。

そこで考えたいのは、

「このホールは、どこへ打つ?」

「何のクラブを選ぶ?」

「いつものテンポで振れる?」

ということ。

これは、第101回から考えてきた、打つ前の判断力そのものです。

いい流れを維持するために必要なのは、特別なナイスショットではありません。

次の一打も、普段通りに準備すること。


■ 大事な一打ほど、いつものルーティンを

ここまで紹介したミスには、共通点があります。

ナイスショットの後。

長く待った後。

バーディーやパーの次のホール。

状況は違っても、心理的な変化によって、普段の準備やスイングが変わることがあるんです。

では、どうすればいいのでしょうか?

おすすめしたいのは、自分のルーティンを決めておくこと。

例えば、

① 状況を確認する

残り距離、風、ライ、危険な場所を確認する。

② クラブとターゲットを決める

何を使って、どこへ打つかを決める。

③ いつもの素振りをする

スイングの感覚とテンポを確認する。

④ 構えたら、結果を考えすぎない

決めた一打に集中して振る。

ルーティンは、長ければいいわけではありません。

大切なのは、毎回できるだけ同じ流れで準備すること。

結果を大事にするなら、まず打つまでの準備を大事にする。

これが、安定したプレーにつながります。


■ X-GOLF倶楽部で「いつもの一打」を作ろう!

コースでは、毎回違う状況が訪れます。

ナイスショットの後。

ミスショットの後。

長い待ち時間の後。

そして、バーディーチャンス。

そんな時でも、普段通りに打つためには、自分の基準を持つことが大切です。

X-GOLF倶楽部では、シミュレーターを活用しながら、距離や方向だけでなく、ショット前のルーティンを意識した練習もできます。

例えば、100ヤードのショット。

何球も続けて打つのではなく、一球ごとにターゲットを確認する。

クラブを選ぶ。

素振りをする。

構えて打つ。

そして、結果を確認する。

こうした練習を繰り返すことで、コースでも普段の準備を再現しやすくなります。

また、あえてショットの間隔を空けて練習するのもおすすめです。

実際のラウンドでは、次々とボールを打てるわけではありません。

一球ごとに準備を整える練習が、コースでの安定につながります。


■ 次のラウンドでやってみよう!

次のラウンドでナイスショットが出たら、ぜひ試してみてください。

まず、ナイスショットを喜びましょう!

でも、次の一打では、いったん気持ちを切り替える。

「ここは絶対に寄せたい!」

ではなく、

「どこへ打つのが安全?」

「何番手が適切?」

と、いつもの判断に戻ります。

パー5で長く待つ時も同じです。

待っている間に必要な判断を済ませたら、いったんリラックス。

打てる状態になったら、いつものルーティンを行います。

そして、バーディーやパーを取った次のホールでも、

「この流れを絶対に守ろう!」

と考えすぎず、目の前の一打に集中しましょう。

いいショットの後ほど、いつもの一打。

これを意識するだけでも、プレーの流れが変わるかもしれません。


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🏆 第111回・今日の学び

「大事な一打ほど、特別なことをしない。」

ナイスショットの後。

長く待った後。

バーディーやパーの次のホール。

そんな場面では、普段と違う気持ちが生まれることがあります。

大事に打とうとして、手打ちになる。

気持ちが先走って、テンポが速くなる。

結果を早く見たくて、上体が起き上がる。

待っている間に考えすぎて、打つ時に急いでしまう。

でも、そこで必要なのは、特別なスイングではありません。

いつもの判断。

いつもの準備。

いつものテンポ。

ナイスショットを打ったからといって、次の一打が簡単になるわけではありません。

そして、前のホールでバーディーを取ったからといって、次のホールまで特別なプレーをする必要もありません。

いい流れを守るのは、特別な一打じゃない。いつもの一打。

打つ前に、スコアは動いている。

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