⛳️第107回「ギリギリ届く番手、本当にそれで打つ?」

こんにちは!
X-GOLF倶楽部です⛳️
第106回では、
グリーンまで届く距離が残った時、
「届く」と「狙う」は、別。
という話をしました。
普通に届く?
ライは?
グリーン周りの危険は?
外したら、
次はどうなる?
そこまで考えて、
「よし、ここは狙う。」
と決めた。
では今回は、
その次です。
グリーンを狙う。
残り150ヤード。
さて――
何番で打ちますか?
「150ヤードだから7番」
例えば、
自分の7番アイアン。
普通に打つと、
145〜150ヤードくらい。
そして、
残り150ヤード。
「よし、7番。」
自然な選択です。
でも、
アドレスに入った時、
こんな気持ちになっていませんか?
「ちゃんと当たらないと届かないな……。」
「少し飛ばさないと……。」
そして、
スイング。
いつもより、
ちょっと力が入る。
切り返しが、
少し速くなる。
「届かせたい。」
その気持ちが、
スイングまで変えてしまう。
結果――
左へ引っかける。
「あーっ!」
これ、
ありませんか?😅
「あと5ヤード」がスイングを変える
練習場では、
普通に振れていた7番アイアン。
ところがコースでは、
目の前に、
グリーンがある。
ピンも見える。
バンカーも見える。
そして、
距離計には、
150yd。
すると、
たった5ヤードが、
急に大きく感じます。
「届かせたい。」
「しっかり打たなきゃ。」
「ちょっと強めに。」
でも、
クラブが同じなのに、
スイングだけを、
突然パワーアップしようとする。
すると、
普段のテンポやバランスが、
崩れやすくなります。
ギリギリの距離ほど、
“飛ばそう”が入りやすい。
じゃあ、6番を持てばいい?
そこで、
よく言われるのが、
「迷ったら、大きめのクラブ。」
確かに、
一つの考え方です。
150ヤード。
7番では、
ギリギリ。
だったら、
6番を持つ。
これなら、
距離には余裕がある。
「よし。
これで力まなくていい。」
ところが――
今度は、
別の気持ちが出てきます。
「飛びすぎたらどうしよう……。」
そして、
インパクトで、
少し加減する。
振り切らない。
ヘッドを、
合わせにいく。
結果――
ダフッ。
「あれ……?」
これも、
ありますよね😅
ギリギリなら力む。大きめなら緩む。
面白いのは、
正反対のクラブ選択なのに、
どちらもミスにつながることです。
ギリギリの番手。
届かせたい。
だから、
力む。
大きめの番手。
飛びすぎたくない。
だから、
緩む。
つまり、
問題は、
単純に、
「小さいクラブか、大きいクラブか」
だけではありません。
クラブを決めたあと、
そのクラブを普通に振れるか。
ここまでが、
番手選びです。
「迷ったら大きめ」が全員の正解ではない
もちろん、
大きめのクラブを持つことで、
余裕が生まれる人もいます。
「届かせなくていい。」
そう思うことで、
力みが消える。
いつものテンポで、
振れる。
だったら、
大きめのクラブは、
とても良い選択です。
でも、
大きめを持った瞬間、
「飛ばしたくない。」
が強くなる人もいる。
その結果、
スイングが小さくなる。
インパクトが緩む。
だったら、
単純に、
「迷ったら一番手上げればいい。」
ではありません。
大切なのは、
どっちなら、普通に振れる?
です。
番手で距離を作って、スイングはシンプルに
もちろん、
上級者や、
距離の打ち分けを練習している人なら、
一つのクラブで、
距離をコントロールできます。
でも、
通常のアイアンショットなら、
できるだけ、
クラブに仕事をしてもらう。
150ヤードだから、
7番を150まで、
頑張って飛ばす。
ではなく、
必要なら、
一つ大きいクラブも考える。
ただし、
6番を持ったら、
今度は、
無理に150ヤードへ合わせにいかない。
番手は考える。
でも、スイングまで迷わせない。
これが、
今回の大きなポイントです。
距離計の数字は「答え」ではない
もう一つ、
考えてみましょう。
距離計。
ピンまで、
150ヤード。
だから、
150ヤード打つ。
本当に、
そうでしょうか?
第105回で、
こんな話をしました。
ピンは、いつもターゲットじゃない。
例えば、
ピンまで150ヤード。
でも、
ピンはグリーン奥。
奥へ外すと、
難しい。
グリーンセンターなら、
145ヤード。
だったら、
本当に、
150ヤード打つ必要がある?
反対に、
ピンまで150ヤード。
手前には、
深いバンカー。
センターまで、
155ヤード。
だったら、
150という数字だけを見て、
クラブを決めていい?
つまり、
距離計の数字は、
「答え」ではなく「材料」。
なんです。
「残り距離」ではなく「打ちたい距離」を決める
ここで、
順番を変えてみます。
いつもは、
残り150ヤード
↓
150ヤードのクラブ
↓
打つ
となりやすい。
でも、
第6章では、
もう一段考えます。
残り距離を確認
↓
ピン位置を見る
↓
危険を見る
↓
風・高低差・ライを見る
↓
打ちたい場所を決める
↓
打ちたい距離を決める
↓
クラブを選ぶ
です。
つまり、
「何ヤードのクラブ?」ではなく、
「この一打を何ヤード打ちたい?」
から考える。
同じ150ヤードでも、番手は変わる
例えば、
同じ残り150ヤードでも、
ケースA
フェアウェイ。
ほぼ無風。
高低差もない。
ピンは中央。
150ヤードは、
普段の7番アイアンで、
普通に届く。
だったら――
7番。
いつものスイングで、
狙えばいい。
ケースB
残り150ヤード。
少しアゲンスト。
ピンは奥。
7番では、
しっかり当たらないと届かない。
そして、
「飛ばさなきゃ。」
と思った瞬間、
力みやすい。
だったら――
一つ大きめの番手を考える。
その方が、
いつものテンポで振れるなら、
成功率は上がるかもしれません。
ケースC
同じ150ヤード。
フォロー。
少し打ち下ろし。
ピンは手前。
グリーン奥は、
危険。
この場合は、
逆に、
「150」という数字に合わせない方がいいかもしれません。
同じ残り距離でも、
打ちたい距離は変わります。
風がある日は「飛ばそう」としない
特に、
アゲンスト。
「風に負けないように。」
「いつもより強く。」
こう考えると、
力みやすくなります。
でも、
強く振れば、
必ず風に強い球になるわけではありません。
むしろ、
いつものテンポを崩して、
ミート率が落ちれば、
結果的に、
距離も方向も、
安定しなくなる。
だから、
必要なら、
クラブを変える。
そして、
風の分まで、自分が頑張らない。
クラブにも、
仕事をしてもらいます。
大きめを持ったら「緩めない」
反対に、
大きめのクラブを選んだ時。
ここも、
注意です。
「6番だと、
ちょっと飛びすぎるかも。」
そう思いながら、
アドレスする。
すると、
打つ直前に、
体が勝手に、
距離を調整しようとします。
トップが小さくなる。
インパクトで、
緩む。
振り切れない。
そして、
ダフる。
だから、
大きめを持つなら、
そのクラブで普通に振っても大丈夫なターゲットを作る。
これが大事です。
「6番を持つけど、
7番の距離にしよう。」
ではなく、
6番で普通に振った結果を受け入れられるか?
そこまで考えて、
クラブを決めます。
どっちのミスなら、まだいい?
150ヤード。
7番だと、
ギリギリ。
6番だと、
少し大きい。
迷う。
そんな時は、
もう一つ、
コースを見ます。
手前は、
バンカー。
奥は、
広い。
だったら、
少し大きめの方が、
安心かもしれない。
反対に、
手前は、
花道。
奥は、
すぐOB。
だったら、
少しショートしてもいい。
こう考えると、
番手選びは、
単なる飛距離の問題ではなくなります。
「どっちのミスなら、まだゴルフを続けやすい?」
これも、
判断材料です。
「7番か6番か」ではなく「どっちなら普通に振れる?」
ここまで考えて、
最後に、
自分へ聞いてみます。
7番を持ったら、
「届かせなきゃ。」
にならない?
6番を持ったら、
「飛ばしちゃダメ。」
にならない?
そして、
コース状況も含めて、
どちらの方が、
いつものスイングをしやすい?
番手選びの目的は、
スイングを難しくすることではありません。
むしろ、
その逆。
一番普通に振れる状況を作る。
そのために、
クラブを選びます。
「普通に振る」は「いつもフルショット」ではない
ここも、
少し補足しておきましょう。
普通に振る。
だから、
毎回フルショット。
という意味ではありません。
例えば、
普段から、
7番アイアンで、
フルショット。
少し抑えたショット。
この両方を、
練習している。
そして、
どちらも、
自分の中で再現できる。
だったら、
もちろん、
使えばいい。
大切なのは、
コースで突然作らないこと。
練習していない、
「ちょっとだけ強め。」
練習していない、
「なんとなく弱め。」
これが、
一番難しい。
コースでは、
練習してあるショットを使う。
これも、
第5章から続いている考え方です。
X-GOLFのシミュレーターで「番手の境目」を練習する
この練習、
X-GOLF倶楽部のシミュレーターでも、
かなり実戦的にできます。
例えば、
自分の中で、
番手と番手の境目になる距離。
145ヤード。
150ヤード。
155ヤード。
そういう距離を、
あえて打ってみる。
そして、
一つのクラブだけで、
正解を出そうとしない。
例えば、
7番。
そして、
6番。
両方打ってみる。
どちらの方が、
距離だけではなく、
方向やミスまで含めて安定する?
ギリギリの番手で、
力んでいない?
大きめを持った時、
緩んでいない?
ここを見る。
すると、
「150ヤード=7番」
ではなく、
「この条件なら、こっち。」
という、
自分なりの判断基準が、
できてきます。
第107回|次のラウンドでやってみよう
次のラウンド。
残り距離を見て、
番手と番手の間で迷ったら、
すぐに、
クラブを抜かない。
まず、
考えてみてください。
どこへ打ちたい?
何ヤード打ちたい?
風は?
高低差は?
ライは?
手前と奥、どちらのミスがいい?
そして、
最後に、
もう一つ。
「どっちなら、普通に振れる?」
ギリギリの番手で、
力むくらいなら、
別の選択がある。
でも、
大きめの番手を持って、
緩むくらいなら、
それも正解とは限らない。
大切なのは、
クラブを決めたあと。
その一本を信じて、普通に振れること。
X-GOLF倶楽部で「距離」から「番手選び」へ
アイアンの練習というと、
「7番で何ヤード飛ぶ?」
という確認を、
まずします。
もちろん、
それは大切です。
でも、
コースでは、
そこから先があります。
アゲンスト。
フォロー。
高低差。
ライ。
ピン位置。
グリーン周りの危険。
そして、
自分が、
その番手を持った時に、
どう振ってしまうのか。
ここまで含めて、
番手選び。
X-GOLF倶楽部では、
自分の距離を知るだけではなく、
その距離を、
コースでどう使うか
まで一緒に磨いていきましょう😊⛳️
⛳ Instagramでもゴルフ上達のヒントを発信中!
X-GOLF倶楽部公式Instagramでは、ブログとはひと味違った、すぐに試せるゴルフの考え方や練習のヒントを発信しています。
ブログでじっくり理解して、
Instagramで気軽に復習。
次のラウンドで、
「7番かな?6番かな?」
と迷った時、
ぜひ今回の一言を、
思い出してみてください😊
🏆第107回・今日の学び
「番手で迷っても、スイングは迷わない。」
ギリギリの番手。
「届かせたい。」
そう思って、
力む。
大きめの番手。
「飛ばしたくない。」
そう思って、
緩む。
どちらも、
クラブを決めたあとに、
スイングを変えてしまっています。
だから、
番手選びで考えたいのは、
距離だけではありません。
「どっちなら、普通に振れる?」
距離を測る。
状況を見る。
打ちたい場所を決める。
打ちたい距離を決める。
そして、
クラブを選ぶ。
決めたら――
そのクラブのスイングをする。
ギリギリの番手で力まない。
大きめの番手で緩まない。
クラブ選択は考える。
でも、
スイングまで迷わせない。
打つ前に、スコアは動いている。