⛳️第105回「ピンが見えたら、本当にピンを狙う?」

こんにちは!
X-GOLF倶楽部です⛳️
第101回から、
ティーショットを題材に、
「どこへ打つ?」
「何で打つ?」
「どう構える?」
「何点を求める?」
と、
一打を打つ前の判断を考えてきました。
今回から、
少し場面を進めます。
ティーショットは、
まずまず。
ボールのところへ行くと、
グリーンが見える。
ピンも見える。
残り、
130ヤード。
さて――
どこを狙いますか?
「もちろん、ピンでしょ。」
そう思った人。
今日は、
そこから考えてみましょう😊
「130ヤード」だけでは、狙いは決まらない
残り130ヤード。
距離計を見る。
132ヤード。
「じゃあ、このクラブ。」
距離を測って、
クラブを決める。
もちろん、
大切です。
でも、
第6章では、
その先まで考えます。
同じ132ヤードでも、
ピンが、
グリーンの真ん中。
右端。
左端。
手前。
奥。
それだけで、
一打の難しさは変わります。
さらに、
右には深いバンカー。
左には広いグリーン。
奥はすぐOB。
手前なら、
少し余裕がある。
だったら、
同じ132ヤードでも、
狙う場所は同じでしょうか?
ピンは「場所」であって、いつも「ターゲット」とは限らない
グリーンを見ると、
どうしても、
ピンが目に入ります。
旗が立っている。
だから、
そこへ打ちたくなる。
でも、
一度分けて考えてみましょう。
ピンの位置。
そして、
自分が狙う場所。
この二つは、
同じでなくてもいい。
ピンは「場所」であって、 いつも「ターゲット」とは限らない。
これが、
今回のスタートです。
例えば「右ピン・右バンカー」
残り130ヤード。
ピンは、
グリーン右側。
そのすぐ右には、
深いバンカー。
グリーン左側は、
広く使える。
しかも、
今日の自分は、
少し右へのミスが出ている。
こんな状況。
ピンを狙って、
ナイスショット。
ピンそば。
最高です。
でも、
少し右へミスしたら?
バンカー。
さらに右なら、
もっと難しい場所。
一方、
グリーンセンター付近を狙えば、
少し右へ出ても、
まだグリーン。
普通に打てば、
センター。
少し左でも、
グリーン。
こうなると、
同じ130ヤードでも、
成功率は、
かなり変わってきます。
ピンから10メートル。これは失敗?
グリーンセンターを狙った。
結果、
グリーンオン。
でも、
ピンまでは、
10メートル以上。
「うわー、全然寄らなかった……。」
そんな気持ちになること、
ありませんか?
でも、
ちょっと待ってください。
グリーンに乗っています。
次は、
パター。
2パットなら、
パー。
あるいは、
十分ボギー以内で、
終えられる状況です。
一方、
ピンを直接狙ったショット。
かなり近い方向へ飛んだ。
「惜しい!」
でも、
少し右へ外れて、
深いバンカー。
そこから、
一回で出した。
2パット。
ボギー。
さて、
どちらが、
良いショットだったのでしょう?
「ピンに近い=良いショット」ではない
もちろん、
ピンに寄れば、
バーディーチャンスになります。
近いほど、
パットも入りやすい。
だから、
ピンを狙うこと自体が、
悪いわけではありません。
でも、
スコアメイクで考えるなら、
ショットの評価を、
ピンまで何メートルだったか
だけで決めない。
次の一打が、どれだけ楽になったか。
ここまで考えたい。
グリーンに乗って、
長いパット。
これも、
立派な成功。
グリーンを少し外したけれど、
簡単なアプローチ。
これも、
状況によっては成功です。
反対に、
ピンに近い方向へ打ったけれど、
難しいバンカー。
それなら、
「方向は良かったからOK。」
だけでは、
終われないかもしれません。
では、いつピンを狙う?
ここまで読むと、
「じゃあ、全部センター狙いでいいの?」
と思うかもしれません。
違います。
第6章は、
いつも安全策を選びましょう
という話ではありません。
例えば、
残り100ヤード。
自分の得意距離。
ピンは、
グリーン中央付近。
周りに、
大きな危険もない。
今日のショットも、
安定している。
だったら――
狙えばいい。
ピンを狙う成功率が、
十分高い状況なら、
チャンスを取りにいく。
第98回でも、
考えました。
守るだけが、マネジメントではない。
攻める場所を、
選ぶことも、
マネジメントです。
「ピンを狙える?」ではなく
130ヤード。
自分なら、
届く。
だから、
ピンを狙える。
でも、
今回考えたいのは、
届くかどうか
だけではありません。
一つ、
質問を変えてみます。
「ピンを狙える?」ではなく、 「今、ピンを狙う価値がある?」
ピンが端。
すぐ横が池。
今日のミスも、
池側。
それでも、
ピンを狙う価値がある?
逆に、
得意距離。
ピンは中央。
危険も少ない。
だったら、
狙う価値は、
高くなる。
同じクラブ。
同じ距離。
同じスイングでも、
状況によって答えは変わります。
グリーンを狙う時の「4つの質問」
では、
セカンド地点で、
何を見ればいいのでしょう?
今回も、
難しく考えなくて大丈夫です。
まず、
4つ。
① ピンはどこ?
右?
左?
手前?
奥?
中央?
まず、
ピン位置を確認します。
② 外したら、どこが危険?
バンカー。
池。
OB。
深いラフ。
難しいアプローチが残る場所。
反対に、
どこなら外しても、
次が打ちやすい?
③ 今日の自分のミスはどっち?
右へ出やすい?
左へつかまる?
ショートが多い?
少し飛びすぎている?
コースだけではなく、
今日の自分
も重ねます。
④ その距離の成功率は?
得意な100ヤード?
少し苦手な130ヤード?
かなり頑張らないと届かない170ヤード?
同じピン位置でも、
距離が変われば、
判断も変わります。
ピン位置と「ミスの方向」を重ねる
例えば、
ピンは右。
右には、
バンカー。
そして、
今日のミスも右。
これは、
3つの情報が、
同じ方向に重なっています。
ピンを狙いたい。
でも、
危険も右。
さらに、
自分のミスも右。
だったら、
グリーンセンター寄りへ、
ターゲットをずらす。
反対に、
ピンは右。
右側に、
大きな危険はない。
今日の球も、
安定している。
得意距離。
だったら、
もう少しピンへ寄せてもいい。
つまり、
「右ピンだからセンター。」
と覚えるのではありません。
ピン位置 × 危険 × 自分のミス × 成功率
これを重ねて、
狙いを決めます。
「センター狙い」も、なんとなくではダメ
ここも、
101回と同じです。
「危ないから、
とりあえずグリーンセンター。」
これだけだと、
まだ少し曖昧です。
グリーンセンターの、
どこ?
例えば、
右ピン・右バンカー。
だったら、
センターより、
少し左でもいいかもしれない。
奥が危険なら、
センター手前側が、
良いかもしれない。
つまり、
グリーンでも、
「なんとなく真ん中」
ではなく、
具体的なターゲットを作る。
安全側にも、狙いを作る。
ここは、
101回のティーショットと、
まったく同じです。
「ピンまで132ヤード」だけを見ない
距離計で、
ピンまで132ヤード。
とても便利な情報です。
でも、
それだけでクラブを決めると、
一つ抜けることがあります。
例えば、
ピンは奥。
132ヤード。
グリーンセンターまでは、
122ヤード。
奥へ外すと、
難しい下りのアプローチ。
だったら、
本当に132ヤードを、
きっちり打ちたい?
逆に、
ピンは手前。
手前には、
深いバンカー。
ピンまで132ヤード。
センターは、
142ヤード。
だったら、
少し大きめでも、
センターまで運ぶ方が、
成功率は高いかもしれません。
つまり、
ピンまでの距離と、 狙う場所までの距離は、同じとは限らない。
これ、
かなり大切です。
「ショートしていい」と「オーバーしていい」
グリーンを狙う時、
もう一つ考えたいことがあります。
どっちのミスなら、まだいい?
手前は、
花道。
奥は、
深いラフ。
だったら、
少しショートは、
許容できる。
逆に、
手前は池。
奥は、
広いグリーン。
だったら、
少し大きめでも、
奥側へ運びたい。
つまり、
前後方向にも、
安全側があります。
左右だけではありません。
右か左か。 手前か奥か。
ここまで見ると、
「ピンまで何ヤード?」
だけだったセカンドショットが、
かなり立体的になってきます。
100点のショットを求めすぎない
ここで、
前回104回とも、
つながります。
ピンまで130ヤード。
ピンそば3メートル。
100点。
もちろん、
最高です。
でも、
グリーンセンター。
ピンまで12メートル。
これは、
何点でしょう?
70点?
80点?
少なくとも、
失敗ではありません。
パーオン。
次はパター。
十分、
スコアを作れます。
ピンそばだけを100点にすると、 ゴルフは急に難しくなる。
グリーンに乗った。
次が打ちやすい。
大きなトラブルを避けた。
そういうショットも、
ちゃんと合格にする。
でも「乗れば何でもいい」でもない
ここも、
今回大事です。
「グリーンセンターなら安全。」
「とにかく乗せればOK。」
それだけでは、
上達が止まってしまうこともあります。
自分の成功率が高い。
危険も少ない。
狙える状況。
それでも毎回、
必要以上に逃げる。
これも、
少し違います。
例えば、
得意な80ヤード。
ピンは中央。
今日は、
ウェッジもいい。
それなら、
しっかりピンを狙う。
成功率の高いところでは、
チャンスを取りにいく。
そして、
成功率が下がるところでは、
ボギーやパーを守る方向へ切り替える。
攻める。
守る。
その境目を、
自分で決める。
これが、
第6章の判断力です。
こんな時、あなたならどこを狙う?
少し、
考えてみましょう。
残り140ヤード。
ピンは、
右奥。
右には、
深いバンカー。
奥も、
グリーンから外すと難しい。
左側は、
広い。
今日のアイアンは、
少し右へ出やすい。
さて、
どこを狙いますか?
ピン?
グリーン中央?
中央より、
少し左手前?
答えは、
一つではありません。
でも、
少なくとも、
「140ヤードだから、140ヤード打つクラブ。」
だけでは、
判断が足りないことは、
見えてきます。
どこへ外したくない?
どこなら、
外しても次がある?
今日の球は?
そこまで考えて、
初めて、
クラブとターゲットが決まります。
X-GOLFのシミュレーターでも「ピンを狙わない練習」を
この練習、
X-GOLF倶楽部のシミュレーターでも、
できます。
ラウンドモードで、
グリーンを狙う場面。
ピンが見える。
そこで、
すぐピンを狙わない。
まず、
グリーン全体を見る。
ピンはどこ?
危険はどこ?
自分の今日のミスは?
そして、
自分でターゲットを決める。
例えば、
「今回はグリーンセンター左。」
そこへ、
一球勝負。
打った後も、
ピンまでの距離だけで、
評価しない。
狙った場所に対して、どうだった?
次は打ちやすい?
ここまで見る。
すると、
シミュレーターでのラウンドが、
単なるピン狙いから、
実戦的なコースマネジメントの練習へ、
変わってきます。
第105回|次のラウンドでやってみよう
次のラウンド。
セカンド地点から、
ピンが見えたら、
すぐに、
ピンへレーザーを当てて、
クラブを決める前に、
ほんの数秒、
グリーン全体を見てみてください。
そして、
4つ。
① ピンはどこ?
② 外したら、どこが危険?
③ 今日の自分のミスはどっち?
④ この距離、自分の成功率はどのくらい?
そこまで見てから、
最後に、
自分へ聞く。
「今、ピンを狙う価値はある?」
YESなら、
狙う。
リスクが大きいなら、
ターゲットを変える。
そして、
決めたら、
もう迷わない。
そこへ、
いつものスイングです。
X-GOLF倶楽部で「グリーンの狙い方」を磨こう
アイアンが上手くなる。
距離が合う。
方向性が良くなる。
もちろん、
大切です。
でも、
そのショットを、
どこへ打つか。
ここまで考えられると、
アイアンショットは、
さらにスコアにつながります。
ピンを狙う。
センターを狙う。
安全側を狙う。
どれが正解、
ということではありません。
その状況で、 一番成功率の高いターゲットを選ぶ。
X-GOLF倶楽部では、
良いスイングを、
コースで使える、
「良いゴルフ」
につなげていきましょう😊⛳️
⛳ Instagramでもゴルフ上達のヒントを発信中!
X-GOLF倶楽部公式Instagramでは、ブログとはひと味違った、すぐに試せるゴルフの考え方や練習のヒントを発信しています。
ブログでじっくり理解して、
Instagramで気軽に復習。
次のラウンド、
ピンが見えた時に、
ぜひ今回の4つの質問を思い出してみてください😊
🏆第105回・今日の学び
「ピンは、いつもターゲットじゃない。」
ピンを見る。
でも、
すぐ狙わない。
まず、
グリーン全体を見る。
危険を見る。
今日の自分を見る。
そして、
その距離の成功率を考える。
そこから、
ターゲットを決める。
ピンを狙えるか、
ではなく、
「今、ピンを狙う価値がある?」
100点なら、
ピンそば。
でも、
グリーンセンターに乗って、
次がパターなら、
それも立派なショットです。
ただし、
いつも逃げる必要もない。
狙える時は、
狙う。
守る時は、
守る。
ピン位置 × 危険 × 自分のミス × 成功率。
この4つを重ねて、
一打を決める。
そして――
打つ前に、スコアは動いている。