⛳️第104回「朝一番のティーショット、何点を狙う?」

こんにちは!
X-GOLF倶楽部です⛳️
第101回では、
「どこへ打つ?」
第102回では、
「何で打つ?」
第103回では、
「どう構える?」
を考えてきました。
では、
ターゲットも決まった。
クラブも決まった。
構える方向も決まった。
いよいよ、
打つだけ。
そこで今回、
もう一つ考えてみましょう。
その一球、何点を狙いますか?
しかも、
舞台は――
朝一番のティーショット。
1番ホールは、やっぱり緊張する
朝。
ゴルフ場へ到着。
受付を済ませ、
練習もした。
パターも打った。
そして、
いよいよスタート。
「○○様、どうぞ。」
ティーグラウンドへ上がる。
同伴者が、
後ろで見ている。
前には、
広いフェアウェイ。
まだ身体も、
完全には動き切っていない。
でも、
せっかくの1番ホール。
思います。
「よし!ナイスショットで始めたい!」
分かります😂
朝一番だからこそ、
気持ちよく、
フェアウェイセンターへ。
できれば、
しっかり飛ばしたい。
でも――
本当に、
1番ホールから、
100点のショットが必要でしょうか?
朝イチの「100点」って何だろう?
例えば、
自分にとって、
ドライバーで、
しっかり飛んで、
フェアウェイセンター。
これを、
100点としましょう。
もちろん、
打てたら最高です。
気分もいい。
「今日は行けそう!」
となります。
でも、
朝一番。
その100点を、
最初から求めすぎると、
どうなるでしょう?
もう少し飛ばしたい。
真ん中へ打ちたい。
きれいな球を打ちたい。
同伴者の前で、
ちゃんと打ちたい。
気づけば、
一球の中に、
いろいろなものを、
詰め込みすぎているかもしれません。
200ヤード先のラフなら、何点?
例えば、
いつものドライバーなら、
220ヤード前後。
でも、
朝一番のティーショットは、
少し当たりが薄い。
200ヤード。
しかも、
フェアウェイではなく、
左ラフ。
「うわー、朝イチからミスした……。」
そう思うかもしれません。
でも、
ボールのところへ行ってみる。
普通に立てる。
グリーン方向も見える。
次のショットも、
普通に打てる。
だったら、
本当に、
悪いティーショットでしょうか?
100点ではない。
でも、
70点くらいはある。
そして、
ゴルフとしては、
ちゃんと次へ進めます。
朝一番に必要なのは「次が打てること」
ここで、
今回の基準を変えてみます。
どれだけ飛んだ?
ではなく、
フェアウェイに行った?
だけでもなく、
「次の一打を、普通に打てる?」
これを、
朝一番の採点基準にしてみる。
例えば、
200ヤード先のラフ。
でも、
次が打てる。
70点。
少し右へ出た。
でも、
OBではない。
木も邪魔にならない。
70点。
思ったより飛ばなかった。
でも、
フェアウェイ。
70点。
これで、
十分スタートできます。
70点は「70%で振る」ではない
ここ、
今回とても大切です。
「朝イチは70点でいい。」
というと、
「じゃあ、軽く振ろう。」
「合わせにいこう。」
「70%くらいで振ろう。」
と思うかもしれません。
でも、
そういう意味ではありません。
普段、
普通に振っているのに、
朝一番だけ、
急に合わせにいく。
すると、
テンポが変わる。
体が止まる。
手だけで合わせる。
かえって、
いつも出ないミスが、
出ることもあります。
だから、
狙う結果は欲張らない。 スイングは、いつも通り。
です。
70点というのは、
スイングの力加減ではありません。
ショットに求める結果の許容範囲。
と考えてみてください。
「フェアウェイじゃなきゃ失敗」をやめてみる
朝一番。
ティーショットが、
少しラフへ行く。
そこで、
「失敗した。」
と思う。
すると、
2打目で、
取り返したくなる。
少し無理をする。
そして、
またミス。
第63回で考えた、
「ミスの連鎖」
が、
1番ホールから始まってしまいます。
でも、
最初のティーショットを、
「次が打てるからOK。」
と判断できたら?
普通に、
2打目へ進めます。
朝一番の70点は、
その一打だけではなく、
次の判断まで楽にしてくれる。
ここも、
大きなポイントです。
第82回の「70点」が、コースでつながる
第82回では、
こんな話をしました。
「10球目に出る100点ではなく、 最初から出せる70点。」
練習場では、
1球目をミスしても、
2球目があります。
3球目もある。
10球目には、
すごくいい球が、
打てるかもしれません。
でも、
コースでは、
1番ホールのティーショットは、
一球だけ。
打ち直して、
「今のなし!」
とはできません😂
だから、
練習で作ってきた、
最初から使える70点
が、
ここで生きてきます。
第82回でやった練習が、
第104回で、
コースにつながるわけです。
100点を狙わないと、100点は出ない?
ここで、
こんな疑問もあります。
「でも、最初から70点を狙っていたら、
いいショットなんて出ないんじゃない?」
そんなことはありません。
今回言っているのは、
ナイスショットを打つな
という話ではありません。
いつものターゲット。
いつものルーティン。
いつものテンポ。
いつものスイング。
それをやった結果、
フェアウェイセンターへ、
気持ちよく飛んだ。
100点!
それでいいんです。
ただ、
100点以外を、
全部失敗にしない。
100点が出たら最高。 70点でも、ゴルフは続けられる。
この余白を、
最初から持っておく。
朝一番こそ「今日の自分」を使う
第92回では、
スタート前の練習で、
今日の自分を確認する
という話をしました。
練習場で、
今日は少し右へ出ている。
だったら、
1番ホールでも、
その情報を使う。
「いつもなら真ん中だから。」
ではなく、
今日はどうなのか。
第101回でやったように、
危険な場所を確認する。
第102回でやったように、
本当にドライバーが、
一番成功率が高いのかを考える。
第103回でやったように、
具体的なターゲットへ構える。
そこまでできたら、
あとは、
100点を作りにいかない。
今日の自分で、普通に打つ。
朝一番だから、ドライバーじゃなくてもいい?
もちろん、
朝一番だからといって、
必ずドライバーを、
使う必要もありません。
例えば、
1番ホール。
右OB。
左も狭い。
しかも、
今日はドライバーの、
右ミスが大きい。
一方、
5Wなら、
かなり安心して振れる。
だったら、
第102回の考え方を使って、
5Wからスタートするのも、
一つの判断です。
ただし、
「朝一番だから短いクラブ。」
ではありません。
そのクラブの方が、
今日の自分にとって成功率が高い。
だから選ぶ。
理由が、
大切です。
緊張をなくそうとしなくていい
朝一番は、
緊張します。
競技。
月例。
コンペ。
初めて回る人とのラウンド。
後ろの組が見ている。
いろいろな場面があります。
そこで、
「緊張しないようにしよう。」
と思っても、
なかなか難しい。
だったら、
緊張をなくすことより、
緊張していてもできること
を決めておきます。
ターゲットを決める。
素振りをする。
ボールの後ろから、
打ち出したい方向を見る。
アドレスへ入る。
いつものテンポで振る。
つまり、
いつものルーティン。
緊張していても、
やることは、
変えない。
1番ホールだけ、特別なスイングをしない
朝一番だから、
ゆっくり振ろう。
朝一番だから、
曲げないように振ろう。
朝一番だから、
コンパクトに振ろう。
もちろん、
それが普段から、
自分のルーティンなら構いません。
でも、
1番ホールだけ、
急に違うスイングを作る。
これは、
かえって難しくなることがあります。
第103回でも、
考えました。
コースに合わせて、
特殊なショットを、
毎回作る必要はありません。
今回も、
同じです。
朝一番だからこそ、 特別なことをしない。
狙いは、
欲張らない。
でも、
スイングは、
いつも通り。
「朝イチのナイスショット」に価値を置きすぎない
朝一番、
ドライバーが、
フェアウェイセンター。
最高です😊
でも、
その一球が良かったから、
今日は80台。
というわけではありません。
逆に、
朝一番、
少しラフ。
それだけで、
今日のラウンドが、
悪くなるわけでもありません。
ゴルフは、
18ホールあります。
第98回では、
3ホール単位
で考えました。
だったら、
1番ホールのティーショット一球に、
今日一日の評価まで、
背負わせなくていい。
1番ホールは、 今日のゴルフの判定ではなく、 今日のゴルフのスタート。
です。
朝一番で一番避けたいのは?
では、
朝一番で、
一番避けたいのは、
何でしょう?
ラフ?
飛距離不足?
フェアウェイを外すこと?
もちろん、
コースによって違います。
でも、
大きな意味では、
いきなりゴルフを難しくすること。
OB。
林の奥。
池。
次が出すだけ。
そして、
そのミスを、
2打目、3打目まで引きずる。
こうなると、
1番ホールから、
かなり苦しくなります。
だから、
朝一番は、
最高の場所へ行くことより、
「普通にゴルフを始められる場所」
を大切にする。
これが、
70点の考え方です。
例えば、こんなPAR4なら?
朝一番。
380ヤードのPAR4。
右OB。
左は、
広めのラフ。
練習場では、
少し右へのミスが出ていた。
さて、
どうする?
まず、
101回。
右の危険を確認する。
次に、
102回。
ドライバー?5W?
自分の成功率から、
クラブを決める。
そして、
103回。
左側に具体的なターゲットを作る。
そこへ、
普通に構える。
最後に、
104回。
「100点じゃなくてもいい。」
少し左ラフでも、
次が普通に打てるなら、
十分。
こう考えると、
101〜104回が、
一つのティーショットの中で、
全部つながります。
X-GOLFのシミュレーターで「朝イチ」を作る
この練習、
X-GOLF倶楽部のシミュレーターでも、
できます。
ただし、
いつものように、
ドライバーを何球も打って、
身体が十分動いてからではありません。
ウォーミングアップをしたら、
ラウンドを想定して、
ドライバーを、
一球だけ。
打つ前に、
ターゲットを決める。
クラブを決める。
構える。
そして、
一球勝負。
打ったら、
こう採点してみます。
フェアウェイセンターだから100点?
ではなく、
「次が普通に打てる場所へ行った?」
YESなら、
まず合格。
これを繰り返すと、
練習場のナイスショットではなく、
コースで使える一球
を作る練習になります。
第104回|次のラウンドでやってみよう
次のラウンド。
1番ホールのティーグラウンドへ立ったら、
一度だけ、
自分に聞いてみてください。
「この一球、100点じゃなきゃダメ?」
そして、
70点の場所を、
イメージしてみる。
次が打てる。
大きなトラブルではない。
普通に、
そのホールを続けられる。
そこなら、
OK。
そして、
狙いが決まったら、
いつものルーティン。
いつものテンポ。
いつものスイング。
70点を狙うのではなく、 70点も合格にする。
ここ、
今回いちばん覚えてほしいところです。
X-GOLF倶楽部で「最初から使える一球」を作ろう
練習では、
何球でも打てます。
でも、
コースでは、
その場面の一球は、
一度だけ。
だから、
X-GOLF倶楽部で目指したいのは、
10球目に出る、
最高のショットだけではありません。
最初の一球から、
コースで使える。
多少ミスしても、
次へ進める。
そんな、
「使えるショット」
を増やしていくこと。
良いスイングを、
良いゴルフへ。
第6章では、
その一球を、
どうコースで使うのかまで、
一緒に考えていきましょう😊⛳️
⛳ Instagramでもゴルフ上達のヒントを発信中!
X-GOLF倶楽部公式Instagramでは、ブログとはひと味違った、すぐに試せるゴルフの考え方や練習のヒントを発信しています。
ブログでじっくり理解して、
Instagramで気軽に復習。
次のラウンド、
1番ホールのティーグラウンドで、
ぜひ思い出してみてください😊
🏆第104回・今日の学び
「朝イチは、70点でスタート。」
ただし、
70%で振る、
という意味ではありません。
飛距離を抑える、
という意味でもありません。
100点じゃなくても、 70点なら合格にする。
少しラフでも、
次が打てる。
少し飛ばなくても、
普通に2打目へ進める。
それなら、
十分。
100点が出たら、
もちろん最高。
でも、
100点以外を、
失敗にしない。
狙いは欲張らない。 スイングは、いつも通り。
そして、
1番ホールの一球で、
今日のゴルフ全部を、
決めない。
朝一番に必要なのは、 今日一番のショットではない。 今日のゴルフを始められるショット。
打つ前に、スコアは動いている。
第104回は、
「どこへ打つ?」 →「何で打つ?」 →「どう構える?」 →「何点を求める?」
まで来ました🔥⛳️