⛳️第98回「80を切る人は、何を変えたのか?」

こんにちは!
X-GOLF倶楽部です⛳️
79。
ゴルファーにとって、
一つの大きな目標です。
90を切れるようになった。
パーも、
かなり取れるようになった。
ドライバーも、
アイアンも、
アプローチも、
ある程度は打てる。
それでも、
なかなか80を切れない。
そして、
80切りを目指していると、
その少し手前に、
こんな壁を感じることはないでしょうか。
「ハーフ42までは出る。 でも、なぜか41にならない。」
42と41。
たった一打。
でも、
この一打が、
意外と遠い。
今回は、
「79」という数字を、もう少し小さく分けながら、
80の壁について考えてみましょう。
まず、「79」は7オーバー
PAR72なら、
79は7オーバー。
例えば、
11ホールがパー。
7ホールがボギー。
これでも、
79です。
もちろん実際には、
バーディーもある。
ダブルボギーもある。
いろいろなスコアが混ざります。
でも、
ここから分かることがあります。
80を切るためにも、
18ホール全部をパーで回る必要はない。
ということです。
ボギーを、
全部なくす必要もありません。
むしろ大切なのは、
「どこでボギーを受け入れるか。」
そして、
「どこでは、その一打を使わないか。」
です。
80切りでも、ボギーは打っていい
90を切れるようになると、
パーが普通に取れるホールも増えてきます。
すると、
ボギーを打った時、
かなり悔しくなります。
「あそこはパー取れたよな……。」
そして、
次のホールで、
取り返したくなる。
でも、
80切りでも、
ボギーは打てます。
79なら、
7オーバーまで。
大切なのは、
ボギーをゼロにすることではありません。
どこで一打を使うのか。
どこで一打を守るのか。
その考え方が、
90切りの時より、
さらに重要になってきます。
18ホールで考えると、難しく感じる
とはいえ、
スタート前から、
「今日は7オーバー以内で回るぞ!」
と考えると、
ちょっと苦しくなります。
1番でボギー。
「もう1つ使った……。」
4番で、
またボギー。
「あと5つしかない……。」
こんな計算を18ホール続けていたら、
ゴルフが窮屈になります😅
だから、
もっと小さく考えてみましょう。
「3ホールに一回、ボギーでもいい」
18ホールを、
3ホールずつの6ブロック
に分けてみます。
そして、
こんな感覚でプレーします。
「3ホールに一回くらい、ボギーを打ってもいい。」
例えば、
パー・パー・ボギー。
3ホールで、
1オーバー。
それを、
6ブロック続けると、
6オーバー。
PAR72なら、
78。
つまり、
3ホールに一回ボギーを打っても、
数字の上では、
まだ80を切るペースです。
もちろん、
実際のゴルフは、
こんなにきれいには進みません。
ダブルボギーもある。
バーディーもある。
3ホール全部パーの時もあれば、
ボギーが二つ続くこともある。
だから、
これは厳密なノルマではありません。
大切なのは、
「ボギーを打ったら終わり」ではない
と知ることです。
ボギーを打っても、取り返さなくていい
例えば、
1番パー。
2番パー。
3番ボギー。
ここで、
「ボギー打っちゃった……。」
ではなく、
「この3ホールは1オーバー。十分。」
と考える。
そして、
4番から、
また新しい3ホール。
逆に、
1番でボギーを打っても同じです。
そこで、
2番でバーディーを取り返そうとしない。
2番パー。
3番パー。
これでも、
3ホールで1オーバー。
ボギーを打った場所が違うだけです。
この感覚を持てると、
一つのボギーに、
必要以上に反応しなくなります。
「残り15ホール、もうボギーを打てない」ではない
80切りが見えてくるほど、
スコアを意識します。
すると、
一つのボギーが、
ものすごく重く感じることがあります。
でも、
18ホール全部を、
一度に考えなくていい。
まず、
目の前の3ホール。
その3ホールを、
1オーバー前後で通過する。
終わったら、
また次の3ホール。
18ホールで79を考えない。 まず3ホールを1オーバー前後で。
これなら、
目の前の一打に、
集中しやすくなります。
そして、その先にある「ハーフ42の壁」
ここで、
9ホールに広げてみましょう。
PAR36なら、
42は、
6オーバー。
41は、
5オーバー。
数字だけなら、
たった一打。
でも、
実際に42前後で回っていると、
この一打が、
かなり大きく感じることがあります。
42までは来る。
でも、
なぜか41にならない。
この一打を縮めるには、
何が必要なのでしょう?
もっと飛ばす?
もっとバーディーを取る?
もっとピンに寄せる?
もちろん、
それも一つです。
でも、
もっと小さなところに、
その一打が隠れているかもしれません。
3ホールで見ると、「41」が少し見えてくる
ハーフ9ホールなら、
3ホールのブロックが、
3つあります。
例えば、
最初の3ホールが、
1オーバー。
次の3ホールが、
2オーバー。
最後の3ホールも、
2オーバー。
合計、
5オーバー。
PAR36なら、
41。
全部の3ホールを、
1オーバーで回る必要もありません。
途中で、
少し崩れてもいい。
大切なのは、
一つの3ホールで、大きく崩れないこと。
そう考えると、
「41を出さなきゃ。」
よりも、
少しやることが見えてきます。
42を41にするのは「スーパーショット」とは限らない
では、
その一打は、
どこにあるのでしょう?
PAR4で、
ダブルボギーを打った。
これを、
ボギーで止める。
一打。
長いパット。
入れにいって、
大きくオーバー。
3パット。
これを、
距離を合わせて2パット。
一打。
ティーショットが林。
木の間からグリーンを狙って、
また木に当たった。
最初から、
横へ出していたら?
一打。
残り100ヤード。
得意な距離なのに、
ピンを狙いすぎて、
難しい場所へ外した。
グリーン中央を狙っていたら?
もしかすると、
一打。
42と41を分けるのは、
今日一番のナイスショットではないかもしれません。
「増やさなくてよかった一打。」
そこに、
答えがあることがあります。
41が出ると、見える景色が変わる
ハーフ42。
もう片方も42なら、
84。
80切りは、
まだ少し遠く感じます。
でも、
41が出るようになる。
次に、
40が出る。
そして、
ある日、
39が出る。
すると、
79という数字の見え方が変わります。
例えば、
41+38=79。
40+39=79。
いきなり、
18ホール全部を、
すごいゴルフにする必要はありません。
まず、
ハーフの一打を縮める。
42を、
41にする。
そして、
41を、
40へ。
その積み重ねの先に、
79が見えてきます。
すべてのボギーは、同じではない
例えば、
長いPAR4。
ティーショットはラフ。
残り190ヤード。
ピンは奥。
グリーン手前には、
大きなバンカー。
ここでボギー。
これは、
受け入れやすいボギーです。
一方、
短いPAR4。
ティーショットは、
フェアウェイ。
残り100ヤード。
得意な距離。
そこから、
グリーンを外す。
寄らない。
2パット。
結果、
ボギー。
同じ「5」でも、
意味は違います。
一つは、
難しい状況で守ったボギー。
もう一つは、
パーの可能性が高かったところで使った一打。
80切りでは、
この違いを見ることが、
とても大切になります。
「ボギーでいい」と「最初から諦める」は違う
ここは、
間違えたくないところです。
難しいホールだから、
最初から、
適当にボギーでいい。
ということではありません。
パーのチャンスが来たら、
もちろん狙います。
でも、
途中で状況が悪くなった時に、
「ここからパーを無理に取りにいかなくていい。」
と切り替えられるか。
ティーショットが、
深いラフ。
ライも悪い。
それでも、
グリーンを直接狙う?
それとも、
次を打ちやすい場所へ運ぶ?
そこで、
一打を受け入れる。
そのボギーは、
スコアを守ったボギー
かもしれません。
反対に「パーを取りたい場所」もある
80切りでは、
守っているだけでも足りません。
例えば、
PAR4。
ティーショットは、
フェアウェイ。
残り130ヤード。
自分にとって、
十分狙える距離。
グリーン周りにも、
大きなトラブルはない。
こういう場面では、
パーを取りたい。
グリーンに乗せる。
あるいは、
外しても、
次のアプローチで、
大きく崩さない。
自分にとって、
成功率の高い場面を、
きちんとスコアにつなげる。
第90回の、
「感覚を、確率に変える。」
が、
ここで生きてきます。
自分の「パーゾーン」を知る
どんな場面なら、
自分はパーを取りやすいのか。
これは、
人によって違います。
100ヤード以内が得意。
短いPAR4が得意。
PAR5で、
3打目を得意距離に置けると強い。
逆に、
長いPAR3は苦手。
180ヤード以上残るPAR4も苦手。
こうした、
自分にとってパーの成功率が高い場面
を知っておく。
ここでは、
これを、
「自分のパーゾーン」
と考えてみましょう。
コースが決めた難易度ではなく、
自分のゴルフにとっての難易度。
です。
ボギーの「予算」を持ってみる
PAR72なら、
79は7オーバー。
単純に考えると、
スタート時点で、
7打のオーバー分
があります。
これを、
仮に、
「ボギーの予算」
と考えてみます。
難しいホール。
苦手なホール。
ティーショットをミスしたホール。
そこで、
一つ使う。
でも、
自分のパーゾーンでは、
できるだけ使わない。
これは、
「7回までボギーを打っていい」
という厳密な計算ではありません。
ダブルボギーもある。
バーディーもある。
だから、
ラウンド中ずっと、
残り予算を数える必要もありません。
むしろ、
3ホール単位で考えるくらいが、
ちょうどいい。
大切なのは、
「ボギーを打ってはいけない」ではなく、 「どこで使うかを考える。」
という感覚です。
だから、ダブルボギーが重くなる
80切りでは、
ダブルボギーの重さが、
さらに大きくなります。
79まで、
7オーバー。
そこで、
一つのホールで、
2つ使う。
ハーフ41を目指している時も、
一つのダブルボギーは、
かなり大きい。
もちろん、
ダボを打ったら、
80切り終了ではありません。
でも、
だからこそ、
難しい状況では、
スーパーショットより、
ダボを避ける選択
が重要になります。
「ナイスボギー」が本当にある
例えば、
PAR4。
ティーショットが林。
横へ出す。
3打目で、
グリーン手前。
アプローチで乗せる。
1パット。
ボギー。
スコアカードには、
ただの「5」。
でも、
中身を見れば、
ティーショットのミスから、
きちんと立て直した、
ナイスボギー
です。
反対に、
フェアウェイから、
無理にピンを狙ってバンカー。
そこから寄らず、
2パット。
同じ「5」でも、
こちらには、
改善できる一打がありそうです。
第93回でお話しした、
「スコアより、中身を見る。」
80切りでは、
さらに重要になってきます。
80切りは「安全運転」ではない
ここまで読むと、
「じゃあ、ずっと安全にやればいいの?」
と思うかもしれません。
違います。
むしろ、
80切りでは、
攻める場所を見つけることも重要です。
得意距離。
得意クラブ。
良いライ。
危険の少ないピン位置。
自分にとって、
成功率が高い。
そこでは、
しっかり狙う。
でも、
成功率が低い場面まで、
同じように攻めない。
第50回から続いている、
「ゴルフは成功率のゲーム。」
です。
ずっと守るのではなく、
攻める場所と、守る場所を分ける。
これが、
80切りのマネジメントです。
練習も「苦手をなくす」だけではない
100切りでは、
大叩きの入口を減らす。
90切りでは、
ボギーを守るショットを増やす。
80切りでは、
そこからもう一つ。
得意を、確実にスコアへ変える。
例えば、
80ヤードが得意なら、
その80ヤードを、
本当の武器にする。
10球打ったら、
何球、
狙った範囲へ打てる?
そしてコースでは、
どうすれば、
その80ヤードを残せる?
第83回の、
「迷った時の一本」
第87回の、
「距離の階段」
第90回の、
「成功率」
ここが、
全部つながります。
シミュレーターで「42→41の一打」を探してみる
X-GOLF倶楽部のシミュレーターでも、
ただ良いショットを打つだけではなく、
「自分はどこで一打を失いやすい?」
という目線で見てみましょう。
100ヤード?
長いアイアン?
ティーショットの右ミス?
30〜50ヤード?
ラウンドモードなら、
スコアだけで終わらず、
ハーフを振り返る。
「この42の中で、41にできた一打はどこだった?」
そして、
次の練習テーマを一つ決める。
練習したら、
次のラウンドで答え合わせ。
第95回の、
「練習は、ラウンドから逆算する。」
にもつながります。
80を切る日は「全部良かった日」とは限らない
79で回った。
聞くと、
ものすごく調子が良かった一日を、
想像するかもしれません。
でも、
ティーショットを曲げることもある。
グリーンを外すこともある。
3パットすることだってある。
それでも、
難しいところでは、
ボギーで止める。
チャンスでは、
パーを取る。
時々、
バーディーが来る。
そして、
ダブルボギーを、
できるだけ作らない。
その積み重ねが、
79。
完璧なゴルフではありません。
むしろ、
ミスした時に、どこまでで止められるか。
そして、
チャンスの時に、一打を守れるか。
そこが、
大きな違いになります。
100・90・80の壁を並べてみる
ここまで3回、
スコアの壁について考えてきました。
🏌️100切り
大叩きを減らす。
トリ以上を、
できるだけ小さくする。
⛳90切り
ボギーを味方にする。
パーを無理に取りにいかず、
ボギーで終える力をつける。
🏆80切り
ボギーの場所を選ぶ。
難しいところでは、
一打を受け入れる。
チャンスでは、
パーをしっかり拾う。
そして、
いきなり79だけを見るのではなく、
3ホールを1オーバー前後で。
さらに、
ハーフ42を41へ。
こうして数字を小さくしていくと、
やることが見えてきます。
スコアが良くなるほど、
ただナイスショットを増やすだけではなく、
一打をどこで使うかが変わっていく。
のです。
X-GOLF倶楽部で「自分の一打」を見つけよう
X-GOLF倶楽部では、
良いスイングを作ることだけでなく、
そのショットを、
どうスコアにつなげるかも大切にしています。
ハーフ42だった。
では、
41にできた一打はどこ?
3パット?
アプローチ?
ティーショット?
クラブ選択?
無理をした一打?
そこが見つかれば、
次に練習することも見えてきます。
80切りだけを見て、
「まだ遠いな。」
と思わなくていい。
まずは、
次の3ホール。
そして、
42を41へ。
41を40へ。
その一打一打の先に、
79があります😊⛳️
⛳ Instagramでもゴルフ上達のヒントを発信中!
X-GOLF倶楽部公式Instagramでは、ブログとはひと味違った、すぐに試せるゴルフの考え方や練習のヒントを発信しています。
ブログでじっくり理解して、
Instagramで気軽に復習。
ぜひ、日々のゴルフ上達に活用してください😊⛳️
🏆 今日の学び
「80切りは、ボギーの場所を選ぶ。」
ボギーを、
全部なくさなくていい。
難しいところでは、
一打を使う。
チャンスでは、
その一打を守る。
ダブルボギーを、
できるだけ作らない。
そして、
18ホール全部を、
一度に考えなくていい。
まず3ホールを、1オーバー前後で。
そして、
42を41へ。
41を40へ。
一打ずつ、
縮めていく。
全部のホールを、
同じように攻めない。
どこで攻めるか。
どこで一打を受け入れるか。
たった一打を、どこで増やさないか。
その選択の積み重ねが、
79を作っていく。